3年次生物の授業では、「神経の興奮は筋肉の収縮にどのような影響を与えているのか」をテーマに学習しました。
資料として、刺激の強さ・単一ニューロンの活動電位・筋肉の収縮の大きさを示すグラフを用い、そこから関係性を読み取る活動に取り組みました。
まず、一人ひとりがグラフをもとに
考察①:刺激の強さと活動電位の大きさ・頻度の関係
考察②:活動電位と筋肉の収縮の強さの関係
について自分の考えをまとめました。
また、これらの考察のほかに、次の問いにも取り組みました。
「力加減できることは、生物や人にとってどんな意味があると思いますか。」
「生物の利点として考えても、日常生活に結びつけても、全く別の話題にたとえてもOKです。」
その後、ペアを組み替えながら自分の考えを説明し合い、1組目と2組目、2組目と3組目の間には「ブラッシュアップ」の時間を設けました。伝えてみることで、
「どこがわかりやすく説明できているか」
「どこが自分の中でまだ整理しきれていないか」
に気づき、言葉や考えを整え直す姿が見られました。
生物の授業では、
自分で考える時間と
他者に伝え、フィードバックをもとに考え直す時間を
往還させることで、「行動する」と「考える」の両輪によって学びを深めていくことを大切にしています。



































