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日々の記録

3年次 生物 「わかりやすさ」の要素を見つける(R7.12.16)

3年次生物の授業では、「わかりやすさ」の要素を見つけることを目的とした学習を行いました。

これまで、生徒は自分が理解した内容をまとめ、他者に共有し、フィードバックをもらう活動を続けてきました。一方で、「もらったフィードバックをどのように活かすか」という点が課題となっていました。

そこで今回は、その判断基準となる「わかりやすさ」とは何かを、チームで対話しながら決めていく時間を設けました。

活動の流れは、次の3段階です。

①「わかりやすい」と感じた体験を、できるだけ多く挙げる

② その体験の「どこに」わかりやすさを感じたのかを説明する

③ ②をもとに、「わかりやすさ」を感じる要素を2つ程度抽出する

特に③の活動は、抽象度が高く、少し難易度の高い課題でしたが、3チームはそれぞれ次のような要素を見いだしてくれました。

・視覚情報と過不足のない説明

・興味と動き

・目で見た情報と耳で聞いた情報

次回の共有では、これらの要素を手がかりに「どのようにすれば、よりわかりやすく伝えられるか」を考えていきます。また、今後はフィードバックを受け取る際の判断基準としても活用する予定です。