11月15日(水)、岩国市平田在住の陶芸家・宮田伊津美氏より、陶芸に関する貴重な書物や資料を寄贈していただきました。
書物や資料は数十冊にも及び、陶芸に関する図書のほか、原材料となる土や釉薬(ゆうやく)について宮田先生が長年にわたり研究したものをまとめた貴重なファイルも含まれています。
また、12月4日(月)には、土や釉薬の寄贈も受けました。
今後、美術部の活動で活用させていただく予定にしています。
宮田先生、このたびはありがとうございました。
宮田伊津美(みやたいづみ)氏紹介
元岩国徴古館館長。1969年から2005年まで岩国市立岩国徴古館に学芸員として勤務。岩国徴古館の所蔵する資料の整理・保存にあたり、岩国地方の歴史を研究。日本人の生活・文化を考える中で中国の少数民族に興味を持ち、少数民族の村々を訪ねる旅行を重ねた。2005年には、中国重慶の四川美術学院の客員教授として招聘され、現地学生に対し日本の陶芸技法を指導した。
主な著書『岩国の俳句』『岩国の歴史』『錦帯橋 ━ヒマラヤ山麓で発生した技術が岩国で奇跡の結実━ 』